カーニバルキー創世マユ【オールスターデッキレシピ】

個人的にかなり気に入ったデッキができたため重い腰をあげてブログを開設しました。

というわけで早速紹介するのは「カーニバルキー創世タマユ」またの名を"‡理論上最強‡タマ"です。

レシピとしては5/21のウィクロス感謝祭のオールスターマラソンで優勝した際に使用したものを若干修正したものになります。
オールスターマラソンは予選3回戦全勝のみ予選抜けというルールで、本戦と合わせて事実上のシングルエリミネーション7回戦という運要素の若干強め大会での結果です。
加えてそれ以前では(私の知る限りでは)誰も使っていないと思われるデッキタイプですのでまだまだ改善の余地があるデッキですがそのあたりは暖かく見守ってください。
ウィクロスのルールさえ知っていれば読めるくらいわかりやすく書くことを目指しているためある程度慣れてるプレイヤーには不要な解説が山ほど書いてあると思いますがご容赦ください。

概要


文章に起こしてみて気が付いたんですけどこれほぼ普通の創世マユだ()
もう少し説明するとカーニバルキーミョルニルファランクス(後述)でレベル3のタイミングを安定してダメージを取ることができるようになったアーム天使混合軸創世マユです。
ここ最近でブリーディング・フォース、セレクト・ハッピー5、ファランクスと創世強化の流れに加え、0コストでグロウできるレベル4ルリグが主体となった事によるルリグ防御が全体的に薄くなったことによって創世マユの流れが来てます。

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もう少し詳しい説明


まずはデッキレシピ

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今回はオレンジで網掛けしてある必須級カードを中心に紹介します。
それ以外のカードは自由枠になるのでまた別途で説明をします。

・カーニバルキーミョルニルファランクス
おそらくこのデッキでルール的に一番わかりにくいと思われるギミック

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ルリグがレベル3の状態で
イクシード効果で場の適当なシグニをトラッシュのミョルニルに変え、ミョルニル効果でファランクスを手札から場に出します(詳細な処理は下記に記述※1)。
ファランクスがカードの効果で場に出たため自動能力と出現時能力がともに発動し2点分の要求ができます。

※1
ルリグのレベルが3以下の場合に場のシグニをミョルニルに書き換えた場合の処理。
①カーニバル -Kの効果で場のシグニがミョルニルになります。(新たに場に出しているわけではないのでレベル4のシグニに書き換えることはできます)
②カーニバル -Kの効果解決後、以下のルールによってミョルニルが場からトラッシュに置かれます。
公式サイトから引用"シグニのレベルやリミットが超過している場合、シグニ1体を場からトラッシュに置きます。レベルとリミットが同時に超過している場合、先にレベルが超過しているシグニをトラッシュに置き、そのあとでリミットを超過している場合の処理を行います。"
ミョルニルが場を離れたことによってミョルニル自身の効果により手札からレベルが4より小さいシグニを場に出すことができます。

類似例リンク(ツイッター公式回答)
https://twitter.com/wx_tcg/status/1067365007506071552

このコンボのすごいところはファランクスはタマの効果で手札に、ミョルニルは1つ前のターンでカーニバルキーを発動すれば出現時能力で手札に加えグロウコストやタマの効果のコストでトラッシュに、といったようにドローに依存することなくすべてのパーツを持ってくることができるのです。

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そもそも「レベル3で2点分要求するだけってすごいの?」と思う人はいるかもしれません、気持ちはわかります。
ですがタマは耐性によって相手を詰みの状態にすることとルリグアタックで1点ずつダメージを要求することが得意な反面、安定して複数点ダメージを稼いだり序盤から火力を出すことが苦手なルリグであるためこの序盤の2点はとても大きいです。
実際1年前くらいまでは序盤にレガースとローメイルそろえて喜んでるようなレベルでした。

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そしてこのコンボは【アタックフェイズ】の起動能力を起点に動くため、当然相手ターンにもすることができます。
ライフが守れる分こっちのほうが強そうに見えますが、あくまで相手のライフを少なくしたり防御アーツを使用させることが一番の目的であるため自分のターンが優先です。
2枚目があれば相手のターンに出しましょう。

採用枚数は引いた分だけ強くなるファランクスは迷わず4枚。
ミョルニルは必要な1枚は狙ってトラッシュに置くことができるため枚数は絞れます、ライフクロスの底の方に置かれること対策で1枚余分に入れた2枚あたりでほぼ間違いはないと思います。

ミョルニルスノークイーンでも同じことができますがレベル4でこの動きをするうまみがほぼないためどちらでも問題はないです。
ミョルニルの場合は白滅の効果で捲った際に場に出せる、アイアースアークイギスとともにマユの詰め盤面になったりするなどの強みがあります。
↑そして何より意表がつける デッキの動きを多少ばれにくくする効果があります

(マラソンの後で、スノークイーンならアルテマイオナ相手に疑似反復横跳びできるじゃんって話を聞いて目から鱗でした)

・アークイギス、アイアース、ティンベー
タマの攻め守り万能の盤面。
ここにファランクスを加えるとシグニでのアタックでもダメージを与えやすくなるのでファランクスと合わせてレベル4以降は積極的に作っていきたい盤面。
いざとなったら余ってるカーニバルのイクシード1を使ってでも維持し続けましょう。
創世のイクシード5を使うまでこの盤面を作り続けるだけでも十分に戦えるくらい強いです。

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採用枚数に関しては
ティンベー
自分ターン中はなにも効果がないため、アークイギスの効果で自分のターン終了時に場に出すことが基本であるため除外やライフクロス埋まり対策の2枚
アイアースアークイギス
間違いなく4レベル以降は引いた分だけ強くて、それぞれLBも強いためデッキの枠に余裕があるなら4枚ずつ入れたいカード。
ただしファランクスによってデッキに戻すことが可能になったため最低でも3枚ずつ入れておけば回ります。


・タイプス
マユのグロウコストを確保するためのカード
アタック時効果は飾りです。
レベル3でこの出現時を使うために空打ちでもいいのでレベル2のタイミングでカーニバルのイクシードを1回だけ使っておくと綺麗に動きます。

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戻すルリグは何でもいいですが"ゲーム開始時にルリグタイプを指定してそのルリグタイプを持つ"レベル0ルリグはマユのグロウコストにできないため注意!
この構築の場合はキーを張れるタイミングが最速でもレベル2のため構築段階で上記のような0ルリグを採用する分には問題は一切ないですが、その場合はイクシードのコストの支払いに注意しましょう。

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このカードは2枚目以降は邪魔にしかならないため予備を含めて採用枚数は2枚
手札を捨てるカードを多く採用するため3枚目もなしではないけれども優先順位はかなり低め。
ただし1枚も出せなかったらこのデッキのギミックが崩壊するのでいざとなったらハッピー5を使ってでも出しましょう。

・アークゲインとその他天使
ルリグ以外の効果がすべて効かないタマのトップクラスの違法カード
こいつのせいでしばらくの間、タマ限定にまともな強化もらえなくなってたから許して…
創世にグロウしてから盤面に並べて使うため、グロウする直前のアタックフェイズやグロウした後にアーツで持ってきて3面並べます。
ただし相手の状況次第ではアイアースアークイギスミョルニルを並べたほうが強いケースもそこそこあるため過信はしないように。

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最後に使うだけでアーツで集めることができるのでアークゲイン2枚+天使5枚程度でも十分回ります
アークゲインに関してはターン1のルリグ効果などの対策として2枚採用します。

アークゲインもヴァルキリーも規制解除されても採用枚数一切増えなかったな…

ルリグデッキ


コインの獲得枚数はキーの都合変えられないので固定です。
レベル1に関してはキーセレ版のほうが(実質ほぼ差はないとはいえ)完全上位互換のため本当はそちらの方がいいです。
誤差レベルであるのとパラレルが存在する関係で小金の巫女を採用しています。

・カーニバル-K-
コンボパーツ兼盤面作成補助カード
多少もったいなくてもイクシードは無理に使い切る必要はないです。
創世にグロウした後はコストの都合上イクシードは原則使用しません。
ただカーニバルMAISを相手にするときにサーバントzero化のあとにアークゲインを作ってそのまま勝ちみたいな裏技があったりするので状況次第です。
ハッピー5のアンコールコストにするか自身の効果でルリグトラッシュに置くかも相手次第で柔軟に動きましょう。

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・創世の巫女 マユ
切札でデッキの主軸となるカード
そしてかわいい
この構築の場合はルリグの下のカードがちょうど5枚になるためイクシード1は使用できません。
レベル4で創世の効果で確実に詰めれるところまで削ってからグロウして回収したアーツで盤面を整えてそのまま詰めるのが理想の流れ。
エクストラターンを使って詰め切れない場合はほぼ負けなのでご利用は計画的に

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・セレクト・ハッピー5
現状ほぼ確定で採用
防御、トラッシュ対策、回収と何でもこなせて0コストの最強アーツ、しかも何の間違いか白色のため創世の効果で回収できます。
今まではフォーカラー・マイアズマがやっていた役割をすべてこなすためマユのエナ足りない問題を解決したのがあまりにも大きい
トラッシュのカードを除外して相手の防御手段が減るならば積極的に使っていきたいましょう。
基本的に1回目はアンコールなしで打ってから創世で回収します。
最大3回打てますが役割がかなり多いカードなので大切に使っていきましょう。

今までスペルに対して無抵抗で眺めているだけだったタマがついに手に入れたスペルカットインなのも注目

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・ブリーディング・フォース
複数体のヘルボロスを除去できる創世で回収できるアーツが(おそらく)これとリバースバウンダリーくらいしか存在しないため確定で採用。
ヘルボロスの"ルリグトラッシュが効果を受けない"効果によってマユの回収能力が使えなくなるため忘れずに対策をしましょう。
3体ヘルボロスを出されたらそのまま負けます、今のところ気にしなくてもいいですが環境次第では自由枠で対策が必要になるかもしれないです。
マユにグロウしてからは詰めのためにバウンスとトラッシュ送りを使ったり必要なカードをデッキから持ってきたりと攻めで使います。
マユにグロウするとルリグタイプ<イオナ>を獲得するため、マユの効果で手札とエナををすべて捨てた後にサーチも使える点がとても優秀です。

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・自由枠
エナが余った場合はブリーディングフォースで追加効果を使うことができるため軽いアーツのほうがおすすめです。
マユにグロウしてから使わない試合はかなり多いですのでサモンラビリンスの後半の効果はほぼあってないようなものだったりします。
自由枠に関してはメインデッキの残りと合わせてまた紹介できたらなと思います。

ざっとですがこのような感じになります。
残りのカードの採用理由や採用されてないカードについては近いうちに書こうかなと思いますのでそちらも読んでいただければ幸いです。

今回は書かなければいけない情報量が多すぎてやたら長くなってしまったので次回以降もう少し小出しに書いていこうと思います。
そして次回以降もおそらくマユについてしか書かない気がします。というか書けないです。
質問や間違いやわかりにくい表現は何かしらの方法で教えてもらえれば回答修正します。

 

カード画像はウィクロス公式サイト(https://www.takaratomy.co.jp/products/wixoss/)からの引用となります